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暗き黄昏の宮(彩雲国物語) ネタバレ&感想<詳細編>

彩雲国物語  暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)
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2009年12月1日発売になりました「彩雲国物語 暗き黄昏の宮」のネタバレおよび感想です。
ネタバレが読みたい!てかネタバレ目当てでここに来たんだ!という方はどうぞ♪
完全ネタバレです)



山の彼方、虹の向こうにある「幸い」を求めて歩き続ける幼い姉弟。
人形のような弟を連れて、姉は歩く。
だれにも愛されず、憎まれ疎まれた娘。
父殺しの呪いを持っているがために先に死ぬしかないといった彼女に、一人の男(黒仙)が「死ねるのか」と問う。
結局、彼女には一族を見捨てることはできなかった。
「黄昏の門」は、開かれなかった。

秀麗とリオウが行方不明との知らせを聞き、驚いた劉輝は皇毅と悠舜を呼び出す。
(同じ場所に邵可と静蘭、劉輝の机の下に楸瑛と絳攸)
情報が漏れたことを知る皇毅と悠舜。
しかし皇毅は秀麗を一人の官吏として扱い、特別扱いはできないとつっぱねる。
邵可もそれを認め、逆に任務放棄したのなら捜索連行してもよいとまで言う。
先の当主親子よりははるかマシという皇毅の言葉に、隠れて聞いていた絳攸はあの黎深と一緒にされていたことで真っ白になる。
皇毅の退出後、邵可は状況からして、娘は仕事を終えてから縹家に行ったのではと推理する。
驚きもしない悠舜。
悠舜は、邵可が悠舜の正体を知ったことを知っているのだろうか…と思っただけで、一時棚上げした邵可。
秀麗の行方不明が、王と秀麗に対する批判につながるかも、と邵可は告げた。

その足で、霄太師の所へ行った邵可。
散々文句をたれながら、縹家に行き来できるかと尋ねる。
片道だけだが羽羽を通して行ける、と霄太師。
秀麗が本当に縹家に行ったのなら、時間稼ぎになる。
秀麗の母の薔君は縹家の娘のため、縹家の空気の方がよいのでは、とも。
娘の望み通りにしたい、という邵可。
たとえその命が終わるとしても、貴陽に帰りたいというのならそうする。
死なずにすむ方法もあるのだが、それも娘次第。

疲れきって椅子に座っている悠舜のところへ、妻の凛が訪れる。
その肩に載っている重責のおかげで、すっかり弱ってしまった悠舜。
本来の自分でいられた今までの人生に、連れてきてしまった凛。
こんな仕事をしている自分にはいない方がいいと言った夫に、凛はあったほうがいいと答える。
その時、大きな地震が貴陽を襲う。
凛を守った悠舜は、彼女に指示を飛ばす。
立てない悠舜の視界の端に移ったのは、暗褐色のバッタ。
杖でたたきつぶす。

羽羽は仙洞省で、離魂の術を使い、碧州の神具が壊れたことを知る。
誰かに、壊されたことを。

「王が秀麗に婚前逃亡された」
という情けない噂が朝廷を席巻する中、御史台にちんたらやってきたのはタンタンこと蘇芳。
皇毅に報告に来たのだが。

劉輝は情けないうわさに思い切りへこんでいた。
そこへひょっこり現れた蘇芳。
静蘭・楸瑛・絳攸にがらんがじめにされて、秀麗の行方を吐かされることに。

関塞で落ち合った時、蘇芳が見たのはすっかり体が弱り寝たきりになっていた秀麗。
燕青の話では、貴陽を離れていくにつれどんどん具合が悪くなったとのこと。
紅家の経済封鎖解除は自分の仕事だという寝台の秀麗に、なぜ秀麗がそんなに仕事に没頭するのか推理する。
他の何かを、忘れたいからではないのか。
だが紅州の州境で、交代した紅家当主が経済封鎖を解いていることを聞き、秀麗は幾つかの書簡を書き残して、眠りに落ちた。
リオウは縹家なら何とかできるかもしれないと言う。
その言葉を信じた燕青と蘇芳は、リオウと秀麗がその場から文字通り消えたのを見届けた。

状況を聞き終えた面々。
蘇芳は静蘭と劉輝に、それぞれに宛てた秀麗からの書簡を渡す。
同時に、秀麗は地方人事について調べていたこと、また蘇芳自身は別件で動いていたことを、劉輝は初めて知る。
蘇芳は通称「黒い嵐」、つまりバッタによる天災について調べていた。
間違いなく発生する、と。
その予兆について教えてくれたのは悠舜だった、とも。

蘇芳が出て行った後、残った若者たちは悠舜の素性が不明なことに改めて気づく。
疑惑を深める静蘭。

縹家に到着したリオウと秀麗。(ワープしたのか?)
死にかけていた秀麗だったが、一匹の白いネズミのおかげで何とか息を吹き返す。
「静寂の間」に秀麗を寝かせ、好きなだけ眠れとつぶやいた。

夕食をすっぽかした劉輝を探しに出かけた十三姫。
桃仙宮にある池の露台のかがり火、そして劉輝の背中を見つける。
秀麗はきっと帰ってくると慰めるが、劉輝は未開封の秀麗からの書簡をかがり火で燃やしてしまう。
驚く十三姫だったが、それでいい、と劉輝は答える。
その足で悠舜のところへ向かった劉輝。
聞きたいことがあった。

旅支度をしている楸瑛。
(なんと楸瑛は宿なしとはいえ、十三姫の隣の部屋で寝泊まりしていた!)
戻ってきた十三姫は、楸瑛に劉輝を守ってあげてくれと頼む。
十三姫は、楸瑛が秀麗を助けに行くことを見抜いていた。
彼女は、秀麗が今縹家に行ったのは、誰かにとって誤算だったのではないかと心配する。
秀麗が今までかなり危ない目に遭ってきたうえ、明らかに誰かに狙われていることも、十三姫は気付いていた。

土気色の顔で椅子に座っていた悠舜を見て、劉輝は驚く。
要件を問われて劉輝は迷ったが、「余に何か報告してないことはないか」と問う。
あっさりと「ありますよ」と言われて、慌てる劉輝。
しばらくうろうろした後、劉輝は地方人事について聞いた。
国試出身がかなり少なくなってきていること。
秋の人事で、絳攸を藍州州牧に、楸瑛を紅州州牧にしようとしていたこと。
入れ替わり藍州州牧や紅州州牧を呼び戻して、中央を立て直そうとしていたこと。
黎深はどっか遠くへパンダと一緒に飛ばそうとしていたこと。
秀麗を御史台に推薦したこと。
バッタのことが気かがりで、蘇芳を派遣したこと。
あらためて蝗害について聞く劉輝。
実は劉輝が王様業を投げだして遊んでいた頃、蝗害について調べようとしてたこと。
怠けていたツケが、どんどん回ってくる。
そして、最後に聞く。
「そなたは、いつまで余の尚書令でいてくれるか」

羽羽のところへ出かけた楸瑛。
しかしそこにいたのは、迅。
縹家へは片道切符しかないと聞いた楸瑛だが、意を決して行くことにする。
羽羽は二人に、どんな手段でもいい、閉ざされた縹家の扉を開いて帰ってくるようにと願った。
命をかけて縹家への道を開こうとした時。
道を開いたのは、龍蓮…つまり藍仙であった。
藍仙は時の支配者。

リオウは父の璃桜を訪ねた。
秀麗の急激な体力低下について、父は誰かが秀麗の命を横から使っているからだろう、と答える。
誰が?
秀麗の命を助ける方法はないかと聞くと、リオウも知っているはずだと父は答えた。

秀麗が寝ている部屋に戻ると、白ネズミが。
珠翠だろうと思い、リオウはつまみあげた白ネズミに話しかける。
貴陽に来た時、秀麗を縹家に連れてくるようにと言われていたこと。
でもあえてしなかった。
その時、秀麗がうっすらと目を開けて起きだそうとした。
瑠花がすでに秀麗の体を乗っ取っていたのかと慌てたリオウは秀麗を止めようとするが。
まさにその時、リオウの上に、楸瑛と迅が降ってきた。

リオウにがみがみと叱られた男二人であったが。
二人がそれぞれ王と静蘭が持っていた双剣を手にしていたお陰か、秀麗はおとなしくなった。
楸瑛が王の命令できたわけではないこと、また迅が「ある人に頼まれてきた」ことを聞き、一応納得するリオウ。

飛ばしていた一部の魂をはじかれて戻ってきた瑠花は、楸瑛と迅が縹家に来たことを知る。
秀麗は、瑠花に、あまりにも似すぎていた。
秀麗に選択の余地を与えることにする、瑠花。

やっと本当に目が覚めた秀麗。
迅、楸瑛、リオウをみて、何が一体どうなっているのかと首をかしげる。
同時に、体の具合が非常に良くなっていることに気づく。
そしてリオウから、秀麗がいずれ死に至ることを告げられる。
本当ならとうに死んでいたのだが、母親の薔薇姫がその流れを遅くしたのだ。
そして伯母の瑠花が、秀麗の体を欲しがっていることも。
強力な術者は基本短命だが、瑠花は生きた娘の体と生命力を乗っ取ることで命を繋いできた。
今度は秀麗の体と生命力を使って、その命を繋ごうとしていた。
縹家を出れば弱る体だが、このままずっと縹家にいれば大丈夫。
さらに秀麗がもっと生きたければ、瑠花にその術を教えてもらい、秀麗が他の人の体と生命力をのっとって生きることも、可能かもしれないのだ。

秀麗はその後、のんびりと養生していた。
そばで双剣の片方を持っている迅が、縹家の仕事について教えてくれた。
助けが必要な民を、その大きな力で守る最後の砦としての縹家。
まさに秀麗がしたいと思っていたことだった。
そして縹家では、結婚相手を決める権利を持つのは女であることも。

リオウは楸瑛との会話の中で、瑠花に秀麗の体をあきらめさせる方法がひとつだけあることに気づく。
でもそれは…あまりにも後ろめたい考えで。

ある晩、ふと目を覚ました秀麗。
剣を持っていない迅が出て行くのが見えて、秀麗は気になって付いていく。
迅との会話の中で、今後の自分のことについてまだ分からないことがあると話すと、足元に白いネズミがいて。
迅の姿が、迅ではないものに変わり、黒ずくめの武器を持った団体が自分を囲んでいた。
間一髪を助けたのは、楸瑛とリオウ。

秀麗は迅についていったとばかり思っていたが、実際はそうでなく、幻だったらしい。
秀麗の思考回路が回り始めた。
さっき自分たちを囲んでいたのは、貴陽で清雅と一緒にいた時に襲ってきた団体と似ていた。
だが自分を狙っていたのは瑠花ではない。
秀麗が生きていないと意味を持たないからだ。
すると秀麗を殺そうとしたのは、他の人物…
迅が誰かに何かを頼まれてきたこと、また珠翠が幽閉されていることを聞いた秀麗は、楸瑛に九彩江であったことを詳しく話すように頼む。

貴陽。
机に倒れこんでいる悠舜を見て、慌てて介抱する皇毅。
ひどい様子に、尚書令を辞めたらどうかと言うが、黎深と同じことを言うなと答える悠舜。
碧州からの連絡がまだなく、仙洞省も様子がおかしいと聞かされて、悠舜は思わず泣きごとをこぼすが、縹家は縹家でなんとかしてもらうこととして。
その時、急使が到着した。

縹家。
話を聞き終えた秀麗は、なぜ瑠花が秀麗を生かしておいたのかが、何となくわかったと言う。
一方、楸瑛は貴陽に帰らなくてもいいのかと秀麗に聞かれ、帰る方法について教える。
羽羽のどうやっても構わないから縹家の扉を開けて帰ってきてくれという言葉を聞いたリオウは、貴陽で何かが起きたのではないかと察する。
楸瑛は蝗害について明かす。

朝廷では、蝗害による被害について報告が上がってきていた。
劉輝は蝗害の対処を旺季に一任することにした。
旺季はそれに対し、兵馬を自由に動かせるようにする権利も求めた。
やむなく、劉輝はそれを了承した。

リオウは楸瑛に珠翠の無事を聞かれ、時々現れていた白ネズミだろうと答えたが、同時に今までのことを振り返って、まさにその白ネズミが瑠花であったことに唐突に気づく。

秀麗はその白ネズミと一緒に部屋にいた。
それは美しい少女の姿に変わり、手を伸ばして秀麗に触れた。
秀麗に流れ込んできたのは……瑠花の遠い記憶。
英姫を後継として育てていたのに、彼女は縹家から逃げた。
力尽きて死にそうな自分の代わりに。
でもまだ死ねない。
そんな瑠花に、自分の体を使ってほしくて笑顔で取り囲んでいる少女たち。

我に返った秀麗に、瑠花は無数の棺を前に使える体はあと一つしかないと告げる。
それを秀麗が使ってもよい、と。
秀麗はそれを断る。
最後まで、自分のままで。
瑠花に体を明け渡して生きることも、できない。
自分のことを第一に考えろと、リオウに言われた。
このまま縹家でのんびり過ごしてもよかったけど。
どうしても仕事が忘れられない。

秀麗は瑠花に、邪仙教とのかかわり、兵部侍郎の暗殺、絳攸の昏睡、そして九彩江での王殺害命令について問う。
そしてそれらの件は、秀麗の体を欲したことによるものではない、という結論に。
それゆえ、瑠花と手を組んできた人がいる、と。
その人は秀麗が御史として生きることを避けたかった。
ヒラの御史でも、どんな大官も罪に問うことができるから。
しかも秀麗が行った縹家には協力者の瑠花がおり、瑠花はすべてを知っている。
瑠花と秀麗、二人を同時に消してしまえば、罪には問われない。
つまり瑠花も、暗殺される恐れがあった。
だから瑠花は縹家が手薄の今、自分を守ってもらうための御史が必要だった。
秀麗を生かしておいたのは、そのためでもあった。
仕事は、終わっていない。
秀麗は瑠花に体を明け渡すことなく、御史のまま、縹家の役に立てればと思っていた。
瑠花を守ることにする秀麗。

茶州。
英姫のもとに、その命を求めに来たのは…朔洵。

仙洞省。
茶州の祠が欠けたことを知った羽羽。
瑠花と、相対することを決意した。


ここからは感想~♪
…ですが。

なんとまぁたくさんの登場人物!

出せるだけ出したという感じでしょうか。
あ、でも黎深はお休みでしたね。

●できれば死んで欲しくない秀麗
でないと劉輝の立場はどうなるの。
あまりにもかわいそ過ぎるでしょー。
仕事一筋のばりばりキャリアウーマンでいいから、生きてくれ~。

●情けないよ劉輝
どんどん旺季や悠舜の思うがままです。
どこでどんでん返しをするつもりなのでしょうか。
劉輝らしい所が発揮できるといいのですが。

●やばいよ悠舜
こちらも死にそうです。
大嘘つきでも悪企み大好きでもいいから、死なずに邵可様を助けてやってくれ~。
邵可様が当主なら文句ないでしょー?

●おそいよ静蘭
やっと動き出したか。
と言っても細かな描写はありませんでしたが、でも劉輝の兄という立場が逆に今後の彼を邪魔するのでは…という気がします。

●苦労症だねリオウくん
一番の大活躍はやはり彼でしょうか。
10年後の彼をぜひ見てみたいものです。
秀麗と駆け落ちしてもおかしくないと劉輝に思われてるし。
ちなみに、彼の母親の名前が明らかになりました。
どうも皇毅の…??

●こちらも死なないでうー様
藍仙に氷漬けの置物にされそうになってました。
でもそれも見てみたいかも(おいっ)。

●クーデターだ!旺季
この人の改革も見てみたいものです。
動かせるようになった軍をどうやって使って、正々堂々と劉輝たちを攻めるのでしょうか?
楽しみです。

●ここまで来ればあっぱれ!楸瑛
だからあんたは振られてるんだってば。
ライバルはあまりにも強すぎる黒狼だってのにさ。
どこまでも坊ちゃんな楸瑛が十三姫のお気に入りですが。
今回この十三姫、やけに鋭かったですね。

というわけで。
次巻はやはり1年後かしら?
また買っちゃうんだろうなぁ。

彩雲国物語  暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語 暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)



theme : 感想
genre : 小説・文学







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