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黒蝶は檻にとらわれる(彩雲国物語) ネタバレ&感想<辛口編>

黒蝶は檻にとらわれる(彩雲国物語)、読みました。


彩雲国物語  黒蝶は檻にとらわれる
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる


黒蝶は檻にとらわれる(彩雲国物語)のネタバレは別記事で先にしてくれたので(本サイトは2人で運営しています)、この記事では簡単なネタバレと辛口感想を。

黒蝶は檻にとらわれるレビューをあちこちのサイトで拝見しましたが、劉秀派の方にはつらい展開ですね。
ヘコんでいる劉秀派の方多数のようです。
秀麗・劉輝はとうとう結ばれる?
でもいちばんやってはいけない後味の悪い流れだなー。
このままだと秀麗・劉輝、どっちも不幸じゃん。

前巻の黎明に琥珀はきらめくでもそうでしたが、今回の黒蝶は檻にとらわれるは特にラストに向かって一気に話が進んでいるのを感じますので、作者サイドは黒蝶は檻にとらわれるで秀麗・劉輝の関係を読者にミスリード→次巻以降で起死回生のとんでも一発逆転の展開を複数用意している気がします。
だってもし秀麗・劉輝の関係がこのままで最終回を迎えるとするなら、角○書店に抗議が殺到するでしょ、確実に。

そんなことより!
名前のみの初登場は第2巻の黄金の約束、なのにずーっとなぞの人物だったあのお方の過去がやっと明らかになりました。
そう、

悠舜!

初登場が早く、それなりに重要人物のはずなのに、いつまでたってもなぞの人物のままだったので、今後のキーパーソンになるだろうなとはうすうす感じていましたが、こうきましたか。
紅家と絡めてくるとは。

悠舜、本名なんでしょうか。
それに悠舜がなにを考えてあーんなことやこーんなことしているのか、黒蝶は檻にとらわれるを読んだ今でもはっきりとは分かりません。

悠舜ファンの方のすごく詳しい考察レビューを読ませていただきましたが(こちら)、この方の予想はいつもほぼ当たっているので、悠舜の立ち位置はそれほど心配していないんですが。
それでももし本当に悠舜が劉輝に反旗を翻すとなると、長編の弊害で矛盾の出始めている設定が大崩壊をおこすのは容易に想像できるので、悠舜は黒? とここでも読者をミスリードしている気がします。

また黒蝶は檻にとらわれるで、旺季の育てた後継者が晏樹、皇毅、悠舜であることが明言されました。
旺季+後継者3人は、貴陽でおきている贋作、贋金、塩など、一連の陰謀にそれぞれかかわっているわけですが、口裏合わせをしているようなしてないような。
贋作事件で贋金鋳造だけでなく、鳳麟印も作らせていたとは。

ネタバレはここまで。
彩雲国物語のこれまでの巻を読み直すと特にいろいろとツッコミどころ満載ですが、黒蝶は檻にとらわれる、彩雲国の今後の展開が気になる方はぜひお読みください。


ここから先は黒蝶は檻にとらわれるへの遠慮無用の不平不満をぶちまけています。
黒蝶は檻にとらわれる本編にというか、彩雲国物語への否定的な意見をお読みになりたくない方は気分を害されると思いますので、ここから先はお読みにならないほうがよろしいかと。
それでもOKという方のみどうぞ。





それにしても彩雲国物語、作者の作品世界の構築はテキトーだったんだろうなーと思われる部分がいっぱいあります。
彩雲国物語は作者の思惑以上に長編になってしまったようなので、いろいろと設定矛盾が出てしまうのは仕方がないかと思いますが、「今までのツケが」という文章を読むたびに、「テメエ(作者)がしっかり物語・人物設定してないツケだろ!」とツッコミたくなります。
登場人物に自分(作者)のツケを押し付けるんじゃねえ!」という内容のレビューを読みましたが、この意見には激しく同意。

例えば、秀麗を官吏にしたことのツケで結局秀麗・劉輝が追い込まれて…、という部分を読むと「はぁ? ちょっとここでそれをいうわけ?」と脱力。
今までのストーリーを全否定しています。

女人の国試受験を認める法案を通すための過程を適当に描(えが)いたツケを、黒蝶は檻にとらわれるで秀麗・劉輝に押し付けていますよね、これって。
第2巻の黄金の約束は、女人の国試受験は紅吏部尚書、(特に)黄戸部尚書に話を通せばOK、みたいなストーリーでした。
「それっておかしくない?」と黄金の約束を初めて読んだ時、疑問を持ったんだっけ。
黄金の約束P214の「王の作成した綿密な草稿と、何度も重ねられた根回しと討議の結果」、女人国試は実験的に導入、という記述しかなく、女人国試案を通すための草稿・根回し・討議の内容に関する説明は一切なしなんて、適当すぎです。
綿密な草稿・根回し・討議がしっかり実行されたことを描写していれば(そのためにはこの時点で国試派・貴族派の派閥争いをもってくる必要がありますよね)、秀麗を官吏にしたことで劉輝がここまで追い詰められて…、という展開にはならなかったのでは?

今になってそんなこというんかい!

って話です、これは。
今さら感がぬぐえない。

欠けゆく白銀の砂時計P156で「管尚書と欧陽侍郎は女性官吏に最後まで反対していた」、青嵐にゆれる月草P123で「門下省(貴族派)で反対された案件でも、実際に法令を施行する尚書(国試派)たちの最終権限をもって押し切ることが可能になった。ゆえに女人国試も、茶州の事案も、門下省の反対を押し切って最後は施行できた」といわれてもねえ。
女人国試を通そうとした時に起きた出来事を後付けで説明されても説得力なし。
黄金の約束で国試派、貴族派の派閥のことはまったく考えてなかった、と取られても仕方のない部分です。
(考えてなかったんだろうなー)

とまあ、これはほんの一部分ですが、こういった引っかかりを挙げていくとキリがないのでやめます。
(精神衛生上よくないですし、はっきりいってめんどくさい)

彩雲国物語は、秀麗の活躍はもちろんだけど、劉輝が王としての自覚を持ったきっかけが秀麗で、劉輝は秀麗のために…、というのも物語の根幹の1つだからなあ。
そうか、秀麗(主人公)のために劉輝やその他もろもろのキャラクター(特に若者組)がしたことがほぼ全否定されているから気持ち悪いんだ。
そういうことか。
それでストーリーがおかしいと感じるんだ。

変な方向転換のせいで、彩雲国アンチが増えるんだね。
うん、なんか納得。
って自己完結してどーする。

秀麗至上主義設定のままで突っ走ればまだよかったものを、途中で「この展開はちょっとご都合主義すぎるから…」という思いつきで方向転換しているようにしかみえません。
そのご都合主義が心地良くて彩雲国ファンになった読者もいっぱいいるはずなんですが。
(別にご都合主義でもいいと思うんだけどなー)
しかし、特に紅梅は夜に香る以降の秀麗が喜陽に戻ってきてからの展開、今までの王様組の行動は間違いだったというのはかなり乱暴なのでは?、と思わずにはいられません。

彩雲国物語がラストに向かって進んでいますので、「おかしいと思ってたんだけど、そういうことだったんだー」と納得させる展開で終わりを迎えるのであれば、黒蝶は檻にとらわれる読後のストーリー展開に対する作者への不満は見当違いだったと潔く認めます。
というか、見当違いであることを認めさせるラストを用意していると信じたい。
このモヤモヤ感を払拭できるラストを期待します。
(もう最終巻の話しちゃってるよ)

最後にひとこと。
こちらの読みが浅い部分があるので、彩雲国物語の解釈が間違っている可能性大ということをお断りさせていただきます。
あくまで彩雲国物語のひとつの見方ということで。


彩雲国物語  黒蝶は檻にとらわれる
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる


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theme : 彩雲国物語
genre : アニメ・コミック







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