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彩雲国物語 第1シーズン 第十九話 かわいい娘には旅をさせよ

アニメ「彩雲国物語」を文章で見たい!という方のために。
(管理人のツッコミつき)


『』=モノローグ
ナレ:=ナレーション

地上波再放送(金曜深夜)にあわせてレビューしています
キャストについては、公式HPを参照のこと

★第19話は秀麗の配属先が決まる話です★





ナレ(邵可):
査問会の翌日から、秀麗を見る目は一変した。
彼女の能力を疑う者は、もう誰一人いなかった。
任命式を数日後に控え、秀麗は、いつものように夕餉の支度に余念がない。
(静蘭はもろこしの皮をむいています)



紅邵可邸。
燕青がぱくりとお饅頭を食べる。
燕青「ね、だから、また居候させてな、姫さん」
秀麗「だめって言ったって、居座る気でしょ?」
燕青「へへへー、その通り」
燕青はふと立ち上がり、影月の頭に手を置く。
燕青「こーんなちっこいのが、今度の状元かぁ。んー、すげえなぁ」
影月「あ、まだ名前を言ってませんでした。杜影月です。よろしくお願いします」
燕青「お、いい挨拶だなぁ。俺は浪燕青。よろしくな」
影月「浪燕青って、国試も通ってないのに、茶州長官である州牧に抜擢された人ですよね」
静蘭「正確に言えば、国試どころか、地方官吏になるための準試すら通っていない」
影月「え、そうなんですか?」
ところが、燕青は意味ありげにふふふと笑う。
秀麗「え、なに?」
燕青「無事、茶州準試、及第したぜ」
秀麗「おめでとう! すごいじゃない!」
燕青「おう、こんなに勉強したのは生まれて初めてだったぜ。なぁなぁ、順位聞いてくれよ」
秀麗「あ、良かったのね。何位?」
燕青は胸を張った。
燕青「ケツから二番目」
言葉がない影月と秀麗。
そんな燕青の首根っこを引っつかんで、静蘭とてもさわやかに。
静蘭「お嬢様、影月君、どこかにこの男捨ててきましょう」
燕青「おおおおい! 受かりゃいいんだよ受かりゃ。ケツでも頭でも、同じ官吏じゃん」
静蘭「頭で受かった官吏に、下から二番目が元茶州州牧だと言ってみろ。余をはかなんで即刻坊主になるぞ」

そんな二人を見ながら。
影月「はぁ…あんな静蘭さん、初めて見ました」
秀麗「でしょう? 燕青にだけはあんなふうなの。仲良しよね」
(背後では↓)
(燕青「何だとぉ? 一回で受かっただけでもすげぇだろうが!」)
(静蘭「受かって当たり前だ。落ちてたら坊主じゃすまないだろうが。まったく」)

燕青「んじゃ、俺ちょっと出かけてくるわ。あーそうだ、姫さん」
秀麗「なに?」
燕青「俺、今回は連れがいるんだけどさ。もし良かったら会ってやってな」
秀麗「え、誰?」
燕青「…香鈴嬢ちゃん」
静蘭「!」
秀麗「香鈴? うわぁ懐かしい。会いたいわ」
燕青「なんか、あれこれ用事があるみたいだからさ。落ち着いたら、連れてくるわ」
秀麗「うん」
燕青「俺の分の飯、取っといてねぇ」
秀麗「行ってらっしゃい」



劉輝の執務室。
(ここにいるのは楸瑛、絳攸、紅黎深、黄奇人、霄太師、宋太傅、そして机に劉輝)
燕青は指輪を見て。
燕青「ひっでぇ出来だなぁ。あのじいちゃんが慌てて作って、カツラの下に隠してたやつか」
楸瑛「やはり偽物か」
絳攸「ま、そうだとは思ったが」
劉輝「初めに蔡尚書がなくしたという指輪はまだ見つからないのか?」
黎深「探させてはいるのですがね」
劉輝「果たしてそれが、本物か否か…」
燕青は部屋にあるいろんな巻物や品々を眺めて。
燕青「しっかし、随分溜め込んだなぁ」
絳攸「蔡尚書が、賄賂に使おうと集めていた品々だ」
燕青「何これ」
巻物の一つを解いてみると、でっぷりとした女性の似姿が。
楸瑛「蔡尚書が、絳攸の妻にと勧めていたご令嬢の、絵姿だねぇ」
燕青「もったいないことしたな」
絳攸「黙れ!」
と、突然。
燕青「ああ!」
黄奇人「どうした」
燕青は絵の一部を指差して。
燕青「見ぃっけ」
絵を覗き込む面々。

皆「ああ!」

(何に驚いたかは、DVDなどでご確認を)

数刻後。再び劉輝の部屋。
絳攸「蔡尚書の屋敷から持ってこさせました」
劉輝「どうだ」
燕青「すっげぇよくできた、ニセモノ。こんなに堂々と娘にがめられて、気づきもしないで絵まで描かせるなんて、いやぁ笑える家族だよなぁ」
劉輝「しかし、それでは本物は一体どこにあるというのだ」
黎深「引き続き探させます」
(この時、劉輝の視線が霄太師に移ります)
(実はこれ、結構深い意味があります)
燕青「これ、やばかったなぁ。茶本家にわたってたら、誰もが信じたでしょうねぇ」
劉輝「茶州は今、どうなっている」
燕青「茶家は、鴛洵様が亡くなられて以来、当主の座をめぐって混乱状態にあります。茶家当主を示す指輪を、誰もが血眼になって探しています。もうすぐ鴛洵様が亡くなられて一年」
黎深「丸一年を経過しても指輪が見つからなかった場合、仮の当主をたて、新たな指輪を作ることが許されている」
燕青「変な奴に当主の座に就かれでもしたら、やっかいこの上ない。とばっちりは結局、民に行くことになる。茶州で茶一族の権限は絶対です。対抗できるとしたら、主上の意を受けた、正当な州牧だけです」
劉輝「分かっている。まず、そなたらの了承を得たい。余の推薦する茶州州牧について、否のある者は?」
誰も、何も言わなかった。



紅邵可邸。秀麗はぐっすりと眠っている。
邵可は弟の玖琅がむいてくれる柑子(みかんの一種)を食べて満足そう。
邵可「玖琅は相変わらず器用だね。不器用な私と、傲岸不遜な黎深を兄に持ったせいで、一人で何でも出来るようになってしまって…なんていうんだったかな…そう、器用貧乏だ」
玖琅「私のどこが貧乏です」
邵可「俗語だよ。
黎深と違って真面目だから、他から頼りにされると、貧乏くじだって引いてしまう。
引かせたのは私だけどね。
私が長子の役割を放り出したせいで、父の期待は全て君にかかることになってしまった。
黎深は、父の言うことを聞くような子じゃなかったしね。
君には寂しい思いをさせてしまったね」
玖琅「別に。あなたのような抜けた兄を見ることがなくて、幸いでした」
邵可は笑った。
邵可「そうかもしれないねぇ」
玖琅「私はあなたが嫌いです。でも、薔君義姉上が亡くなった時、この屋敷で起こったことを止められなかったのは、今でも後悔しています」
邵可「……君は遠い紅州にいたんだ」
玖琅「私がつけた使用人たちが、義姉上が亡くなって呆然としている兄上から、金品や義姉上の形見までも、ハゲタカのようにむさぼり、持ち逃げした」
邵可「私が、ぼさっとしていたせいだ」
玖琅「だからこそ、私や黎兄上が見ていなくてはならなかったのに……私が出来たことといえば、全てが終わったあと、連中を残らず探し出し、死ぬほうがマシだという生き地獄を見せるぐらいしか…」
邵可は玖琅の肩に手を置いて。
邵可「全てを失ったわけじゃない。一番大切なものは、誰にも奪えないところにあるから」
玖琅「……ごめんなさい……」
邵可「それを言うために君はここへ来たんだね。君は優しすぎるんだ」
玖琅「それはどういう意味です」
邵可「え、いや、そのぉ…」
玖琅「馬鹿にしないで下さい。邵兄上に同情されたら、終わりです」
邵可「ご、ごめん…」
玖琅「ここへ来たのは絳攸と秀麗のためです。いずれ絳攸に秀麗を娶らせて、紅家を継がせます」
邵可「反対はしないよ。でも、その話はもう少し先になるだろう」
玖琅「?……行かせる気ですか」
邵可「…あの子はきっと頷く」



劉輝の執務室。
書類を仕上げている。
劉輝「王とは辛い仕事だ…」
紅秀麗、と名前を入れて。
劉輝「……秀麗…」



紅邵可邸。秀麗の部屋。
身支度を整えている秀麗。
秀麗「この進士服を着るのも、今日で最後ね」
胡蝶からもらった化粧箱。
化粧を終える。



奉天殿(推測)。これから任命式が始まる。
勢ぞろいしている新人進士たち。高官たちもいる。
珀明「さて、どこに行かされるんだか。僕は絶対中央だな」
影月「僕はできれば地方がいいです。秀麗さんは?」
秀麗「どこでもいいわ。どこだってやることは同じだもの」
そこへ、口を挟んだ指導官。
「その通り」
秀麗「あ、魯官吏…魯尚書」
礼部尚書となった魯尚書。
魯尚書「ああかまわぬ、どちらでも同じだ。
紅進士の言葉は真実だ。
たとえどんな官位、どこの地へ飛ばされようとも、君たちのすべきことは何一つ変わらない。
官吏とは何のために存在するのか、それを自問しなさい。
そうすれば何をなすべきか、おのずと見えてくる。
さあこれが、官吏としての君たちの始まりだ」
進士たち「はい!」

任命式が始まる。
劉輝「碧珀明、そなたを、尚書省吏部下官に任ずる」
珀明「はい」

秀麗『尊敬する絳攸様と同じ吏部。良かったわね』

劉輝「吏部は厳しいが、魯尚書から受けた報告では、そなたなら十分耐え抜けるはずだ。期待している」
珀明「謹んで、お受けします」

劉輝「最後、杜進士、および紅進士。前へ」
その言葉に驚く秀麗と影月。

秀麗『なんで? 二人一緒に?』

二人そろって、劉輝の前に膝をつく。
劉輝「今年度、状元及第者杜影月、および、探花及第者紅秀麗。そなたら両名を、茶州州牧として任ずる」
どよめく場内。
高官「主上! こんな新米二人に、いきなり各省庁の長に次ぐ官位の州牧を任せるなど、一体何をお考えです!」
高官「しかも二人一度になどと」
劉輝「それぞれ半人前だから、二人一緒でちょうどいいと思ったのだ」
高官「ちょ、ちょうどいいと…」
劉輝「では、そなたが茶州州牧として参るか」
口をつぐむ高官。
劉輝「では他に我はと思う者は?」
誰も答えない。
劉輝「前茶州州牧を決めるまでも、相当の悶着があった。そして結局、国試及第を果たしてもいない無名の若者を送り出した。官位も経験も何もなくても、彼は茶州州牧としての任を立派に果たした」
高官「それは、あの有能な鄭官吏が補佐としていらっしゃったからで」
劉輝「それは確かに大きい。ゆえに、今回も補佐をつける。
新長官が二名ゆえ、補佐も奮発して二名だ。
一人は、茶州に着任中の鄭補佐を据え置きで。
もう一人は、浪燕青、前へ」
燕青「はい」
進み出た燕青に驚く影月と秀麗。
劉輝「前茶州州牧であったそなたなら、この二人を良く導いてくれるだろう。二人と同行し、茶州へ参れ」
燕青「謹んで、拝命いたします」
劉輝「そして茶州という特区ゆえ、特別に彼らには、専属の武官をつける。シ静蘭」
※シ静蘭の「シ」は「くさかんむり+此」ですが、機種依存文字のためカタカナ表記しています。
静蘭「はい」
劉輝「そなたを、彼らの専属と武官とする」
秀麗「ええ?」
劉輝「その権限は、州将軍をしのぐものとする。共に茶州へ赴き、新州牧の助けとなるよう」
劉輝の両脇に、白大将軍・黒大将軍が控える。
彼らはあの双子剣を持っていて。

劉輝「干將、莫邪。
余の敬愛する兄上が持っていた双子剣だ。
同じ石から作られた干將と莫邪。
二つとも与えられたのに、清苑兄上は余に莫邪を下さった。
その時は、あまりに幼くて持てもしなかったが…
この莫邪は私の宝。
そして清苑兄上がお使いになっていた、片割れの干將をそなたに。
これは、そなたにふさわしい」

静蘭は進み出る。
劉輝の手から、それを受け取って。
静蘭「謹んで、拝受いたします」

劉輝「さて最後、杜進士と紅進士に聞く。
知っての通り、茶州は危険区域だ。
そなたらの身を守るため、あらゆる手を打つつもりではあるが、絶対の保障はない。
それでも、州牧として行ってくれるか?」

秀麗・影月「行きます!」
即答の二人。
秀麗・影月「謹んで、お受けいたします」

劉輝「では、茶州州牧としての佩玉と印を授ける。
さすがにこればかりは二つ作るわけにはいかなかった。
それぞれ一つずつ持つが良い。二人そろっての州牧ということだ」

絳攸『前代未聞。二人の同時州牧の誕生だ』

劉輝「そして、もう一つ余から贈り物がある。余からの花を、そなたら二人に」

絳攸『花は限りない信頼の証』
楸瑛『今まで花を受け取ったのは、私と絳攸だけ…』

二人に差し出されたのは、つぼみ。
佩玉につける飾り玉と、秀麗にはかんざし。
秀麗「つぼみ…」

劉輝「意味は、無限の可能性と希望。
そなたらがこれからどのように花を咲かせるか楽しみにしている。
そのつぼみが見事咲いた折には、今度こそ、満開の花を贈ろう」

絳攸『つまりこの二人は、いずれ王を…国を支えるべきものであるという意思表示』
楸瑛『この二人を害する者は、王の敵であるということ』

二人はそろって頭を垂れた。



夜。庭院を散歩している秀麗。
秀麗「茶州、か…どんなところなんだろ」
秀麗の背にかけられた、聞きなれた声。

「秀麗」

振り返ると、劉輝が立っていた。驚く秀麗。
秀麗「どうしてこんなとこに」
劉輝「配属が決まったら、話がしたいと、以前言ったぞ」
秀麗「ああ…」
そんなこと言ったような…気がする。
(原作のイラストでは秀麗は髪を結っていますが、アニメでは結っていません)

二人して歩く。
劉輝「秀麗」
秀麗「…ん?」
劉輝「余は今回、とても迷った。
かわいい娘には旅をさせよというが、本当は茶州になど行かせたくなかった。
そなたはどんな思いで、余がそなたの名前を書き入れたか分かるまい。
本当は余のそばにいて欲しかった」
秀麗「あなたはもう、私なんかいなくても、十分やっていけるわ。
そうでしょう? 絳攸様や藍将軍がいるだけじゃないわ。
悔しいけど、今のあなたには私は必要ない」
劉輝「違う!」
劉輝は秀麗の手を引きとめて。
劉輝「何度も言った。余はそなたが好きだと。それは、余の下ではなく、隣にいて欲しいという意味だ」
秀麗「……出来ないわ」
劉輝「分かっている。今はそこまで望まない。でも覚えておいて欲しい。余はそなた以外娶るつもりはない」
秀麗「……ありえないわ」
劉輝「なぜ」
秀麗「妃になんか、なれない…私が目指してるものは違うものよ」
劉輝「秀麗…余が好きか」
秀麗「…好きよ。でも多分、あなたが向けてくれるものとは違う」
劉輝「それで十分だ」
秀麗「え?」
劉輝「もう一度言う。余はそなた以外、誰も妃に迎えない。一年ずっと一人だった。それが繰り返されるだけの話だ。それでも、余は寂しい」
秀麗を抱きしめる。
劉輝「唯一つ望むことがある。公の場では仕方がないけれど、それ以外で私を拒絶しないで欲しい。ひざまずかないでほしい。王ではなく、私を見て欲しい。でなければ、私は悲しくて寂しくて、眠ることさえ出来なくなる」
秀麗を引き離し、そして見下ろす。
劉輝「思いを返してくれなどとは言わない。でも、王であることを楯にして逃げることだけはやめてほしい。そなたが見つけて王にしたのに、今更逃げるのは卑怯だ」
秀麗「あなたはいつも頓珍漢なことしてたわ」
劉輝「余は、いつも本気だった」
秀麗「……」
劉輝「忘れないでくれ。余はそなたさえいればいい」
秀麗「あなたに愛される人は、きっと幸せね。でもその幸せは、他の人にあげてちょうだい。私はあなたの奥さんになるために、国試を受けたんじゃないわ。あなたの下で、あなたを支えるために来たのよ」
劉輝「頑固だな。でもいいんだ、余も頑固だからな」
劉輝は続ける。
劉輝「そなたが向こうで、余以外の誰かを好きになったら、結婚する前に必ず連絡するのだぞ」
秀麗「なんでよ…」
劉輝「飛んでいって決闘して、どっちがいい男か、そなたに再認識させて、破談にするのだ」
秀麗「約束するわ。連絡するわよ。あなたにひざまずいたりしないわ。王っていう肩書きで、あなたを見たりしない」
劉輝は、大切なものを扱うかのように、秀麗を再び腕の中に収める。
秀麗「あなたは、いい王様になるわ…まあ、いい男にもなるんじゃないかしら」

顔を持ち上げられ、抵抗するまもなく、口づけを落とされる。

劉輝は秀麗の手をとり。
劉輝「これで余のことを忘れないだろう」
秀麗「…あ、あんたねぇ…」
劉輝「忘れないでくれ……余がそなたを愛していることを」
劉輝は名残惜しそうに秀麗の手を離し、静かに去っていった。



着飾った秀麗、影月、官服に身を包んだ燕青と、武官の静蘭。
王の前に進み出る。

楸瑛「見事だな」
絳攸「ああ」

黄奇人「一瞬で女性官吏という存在をこの朝廷に、溶け込ませた」
景侍郎「ええ、とても自然に」
黄奇人「ああして彼女は、これからいろいろなものを変えていくのかもしれぬな」
景侍郎「静かに、少しずつ」

楸瑛「主上から賜ったつぼみは…」
絳攸「必ず花開く」

劉輝「そなたらに、心からの祝福を。
浪燕青。鄭悠舜と共に、どうか彼らをうまく導くよう」
燕青「御意」

劉輝「シ静蘭、わずかの瑕瑾(かきん)も彼らに及ばぬよう」
静蘭「玉賜の剣にかけて、必ず」

劉輝「杜影月、何ものにも縛られておらぬ、まさらなそなたに期待している」
影月「出来る限りのことをいたします」

劉輝「紅秀麗」
秀麗「はい」
劉輝「女人としてそなたが思うことを、存分になせ」
秀麗「この身の及ぶ限り」

劉輝「そなたらに与えたつぼみが開く時を、心待ちにしている。
今日これより、そなたらは国の御柱となる!」

官吏として、彼らはスタートラインに立った。
(ですが、茶州に実際に行くのは2話ほど先です)









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